目次
経営者の役割の一つ
経営者の皆さん、社長の思い・経営理念・ミッション・ビジョン、社員さんに働く喜びを伝えていますか?
どうすれば社員さんに伝わるか知っていますか?
経営者の皆さんに、私が実践している社長の思い・経営理念・ミッション・ビジョンを伝える方法をお伝えいたします。
1、スタッフに想いを伝える時間をつくる
今年は6月に入ってから、2回目の事務所ミーティングをしています。
一回約1時間半ほど時間をかけて、事務所の経営方針、お客様に対する思いと考え方(経営理念・ミッション・ビジョン)を丁寧に伝えています。近、うちの事務所のような小さな組織の経営者の役割ってなんだろう…
直近では、お客様のコロナ対策支援(資金調達・持続化給付金・休業要請支援金・雇用調整助成金)、そして自社の新型コロナ感染症対策に追われていました。
忙しくても生き残る為に、事務所の経営戦略の見直しと、これからの経営方針も決めました。
一通り決まって後は行動するだけになっています。
そんな時、ふと考えたことは10年間働いた会計事務所で働いていた時のことです。
いまでも辛い時は、当時のことをよく思い出します。
亡き師匠税理士が車の中で、私に繰り返し経営のことやお客様のことを話していたなぁと、思い出したのです。
2、経営者の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を伝える大切さ
私の師匠税理士は、私にはたっぷりと経営者の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を伝えていました。
しかし他のスタッフに対して、組織に対しては全く思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を伝えていませんでした。
だから組織としては、それぞれの方向性がバラバラになっていました。
会計事務所の中に、担当者ごとにそれぞれ別の組織がある状態になっていました。
会計事務所を働いた経験がある人なら、同じ経験をされた人はたくさんいると思っています。
仕事が属人化していたことも原因ですが、1番の原因はスタッフ全員に経営者の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を伝えていなかったことが問題だったということが、いまでは理解することができます。
そのことを思い出したので、5月は新型コロナ感染症の影響で一度も開催しなかった、事務所ミーティングを開催しました。
個別面談も、zoomミーティングで行いました。
事務所のチャットワークグループでも、経営方針と経営戦略、そして経営者の想いを伝えています。
あと小さな事務所の経営者がやるべきことは、経営戦略の策定と理念浸透(経営理念・ミッション・ビジョンをスタッフへ伝えること)。
この2つは経営者しか出来ないことです。
経営者の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を伝えるために、私はスタッフのために一番時間を使っています。
その甲斐あって、徐々にですが依存型から自立型へとスタッフの意識も変化していっています。
まだまだ道半ばですが、スタッフと共に成長していきたいです。
そして研修後には、伝わっていないと思われるスタッフをフォローする為に、メッセージも贈っています。
3、研修後には、スタッフへフォローのためにメッセージを贈る
私がミーティングで話した内容を、すぐに理解することは難しいと思っています。
なぜなら、開業している会計事務所の所長税理士でも、本日話したことを真に理解できている人は、ほとんどいない内容だったからです。
皆さんを引き上げる為に時間をかけて、あえて難しい話をしました。
皆さんも真剣に世の中が良くなることを、自分なりに考えてみてください。
新人だから出来ない。
パートだから出来ない。
子育て中だから出来ない。
ではなく、
皆さんの立場でも社会に貢献できることはたくさんあります。
そして、みんながそんな意識を持って仕事をすれば、世の中はもっと良くなると、私は信じています。
私は毎日ワクワクしながら仕事をしています。
それは働くことで、お客様から喜ばれ感謝されている実感があるからです。
さらに、皆さんと共に成長している実感もあります。
だから働くことが楽しいのです。
働くことの喜び、成長することの喜びを、分かち合える職場になれれば最高だと思っています。
もし分からないことがあれば、いつでも質問してください。
きちんと答えます。
4、人との出会いで人生は変わる
皆さんにもより良い人生を経験して欲しいと願っています。
そして、それこそが経営者として皆さんと関わっている意味だと思っているのです。
人は人との出会いで、生き方が全く変わってしまうことを、私自身も経験しています。
コロナショックを乗り越えるためにも、共に力を合わせて頑張っていきましょう。
2020年のコロナ禍の中で、こんなメッセージをスタッフにも送っています。
人の資質で人財になるのではなく、人は90パーセントが環境で人財になると、経営の仕組み化を学んでいるときに知って衝撃だったことを覚えています。
私自身も、生まれ育ってからの環境がいまの自分を創っている自覚があったからです。
私にとって両親以外で、一番の影響を受けているのは税理士だった亡き恩師です。
新卒で就職した会計事務所の所長税理士との出会いがなければ、いまこの仕事を続けていることが分からないぐらい強い影響を受けました。
そのような体験をしたことから、私は自社のスタッフに対しても、そしてお客様に対しても良い影響を与えることができる存在になりたいと願うようになっています。
そして、私自身が周囲に良い影響を与えることができる存在になるためには、どうすれば良いのかを考えて学び行動するようになりました。
スタッフとお客様、そして取引様と共に成長し続けていきたいと願い、いまも経営者として常に学び成長を続けています。
5、経営者の想い(ミッション・ビジョン)を叶えるために
経営者は、自らの思い(経営理念・ミッション・ビジョン)をはっきりと自覚できれば、その思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を叶えるために、頑張ることができます。
中小企業は、経営者がマルチプレイヤー、もしくはお金持ちの方が有利です。
私は貧困家庭で生まれ育ったので、このことを昔から身をもって味わっています。
経営課題があったときに、自分自身で解決するか、お金で解決するか、どちらかの方法でしか前に進むことができないからです。
お金で解決する時は、足りないスキルを補う人を雇用するか、非正規雇用で契約するか、もしくは個人に外注するか、法人の組織に外注するか、いろんな選択肢があります。
ビジネスを加速させたいのなら、お金で解決させた方が良いと言われていますし、それは正しい考え方だと思っています。
しかし私の場合は、本当に何もない一からのスタートでした。
6、夢(ビジョン)を叶えるために
私は貧困家庭で生まれ育っていますので、それは学生の時も同じでした。
高校3年生の時に、大学に通わせることが出来ないと両親から言われてました。
当時の私は目の前が真っ暗になったのですが、すぐに気持ちを入れ替えました。
どうすれば自力で大学受験をして、大学に通うことができるようになるのか⁉️
当時の私が出した結論は、自らの夢(ビジョン)を叶えるために、ただガムシャラに頑張る。
つまり人の2倍、3倍働けば、道は開けるということでした。
その結果、働きながら大学を卒業するために、理系から文系への変更をしました。
自らの夢(ビジョン)を叶えるために、数学が一番得意だったのに捨てました…
そして大学の受験費用、予備校の学費、大学の学費を稼ぐ為に、深夜の食品工場で毎日8時間以上働きながら、毎日睡眠時間4時間ほどの生活を5年間続けることで、道は開けました。
いま学生の学力格差がニュースで報道されていますが、これは私が学生の時も全く同じです。
今も昔も社会は平等ではありません。
大人になっても、経営者になっても同じなのです。
この現実は続きます。
もしお金がなければ、その事実を受け入れて人よりも努力をすれば良い、ただそれだけだと思っています。
そうすればお金持ちの人を妬んだり、妬むこともなくなります。
経営者がお金持ちでなければ、自分自信がマルチプレイヤーとして、
社長の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を叶えるために、ガムシャラに頑張るしかありません。
大阪総合人財経営のこのホームページも、経営者の私自身が自分の思いを自ら伝えたいのでwordpressを学びながら、一部はweb制作会社の力を借りて一から完成させています。 だからこそ経営者の全ての思いが込めたホームページになっているともいえます。 それこそ何百時間をかけて真剣に取り組んでいます。 そして次の段階では、わたしが学んだことをスタッフへ教えて簡単なことはみんなができる状態にしていきます。
新型コロナ感染症でパンデミックが起きてから、
人生過去最高の労働時間の記録をまた更新しています。
ただ学生の時に味わった、苦労に比べたら何でもありません。
いまは限られた選択肢ではなくて、道を自分で選ぶことができるようになっています。
経営者として、社長の思い(経営理念・ミッション・ビジョン)を叶えるために、ひたすらガムシャラに前に進んでいます。
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