3ヶ月分の資料との格闘!ツール活用と立ちはだかる「税率の壁」
この日取り組んだのは、ある企業様の3ヶ月分の資料入力。 「3ヶ月分」と聞くだけで圧倒されそうになりますが、私たちには強力な味方がいます。
それは「ストリームド」という、領収書を送るだけで自動で仕訳をしてくれる非常に便利なツールです!
このツールのおかげで、単純な作業は大幅に効率化されます。しかし、もちろん「自動で終わり」とはいきません。
最終的な確認や、ツールが判断しきれない複雑な処理は、私たち人間の手で正確に入力していく必要があります。
とはいえ、ツールのサポートも借りながら、この日は何とか1ヶ月分の入力を完了!
 膨大な量だったので、一段落ついた時の達成感はかなりのものでした。
似ているからこそ難しい?集中力と正確性が試される瞬間
「データ入力」と聞くと、単純作業のように思われるかもしれません。 確かに、今回入力した内容も似たようなものが多く、最初は「あまり深く考えずに進められるかな?」と思っていました。
しかし、ここに大きな落とし穴がありました。
似ているからこそ、少しの違いが大きなミスにつながるのです。 例えば、たった1文字違うだけで、仕入れ先が全く別の会社になってしまうことも。これでは正確なデータとは言えません。
さらに、私を悩ませたのが「軽減税率8%」と「標準税率10%」の混在です。
特に振替伝票を作成する際には、一つの取引の中に8%と10%が入り混じっているケースが多く、これを一つひとつ正確に仕分けていく必要があります。
「これは8%…こっちは10%…」と、一つひとつの項目を慎重に確認する作業は、想像以上に集中力を使います。
少しでも気を抜くと、間違った税率で処理してしまいかねません。 この日は、改めて「慎重に、正確に」という基本姿勢の大切さを痛感しました。
未来を見据えたスピードアップと、効率化のための「マイルール」
今回の業務は一つの企業様のものでしたが、今後はもちろん、複数の企業様の業務を並行して進めていかなければなりません。
今はまだ研修期間中で、上司の方がそばでサポートしてくださっていますが、この引継ぎ期間が終われば、基本的には一人で判断し、業務を完遂させていく必要があります。
その日を想像すると、今のうちから「スピード感」を身につけておくことがいかに重要か、ひしひしと感じています。
もちろん、焦ってミスをしては元も子もありません。 だからこそ、初期段階よりも「パワーアップ」するために、自分なりの工夫を始めました。
それが、**通帳の不明な勘定科目を処理する際の「マイルール」**です。
- まずは自分で考える(判断する)
- もし「1分以上」悩んだら、一旦その項目は飛ばす(目印をつけておく)
- わかる部分をすべて終わらせてから、悩んだ項目をまとめて質問する
研修中の身としては、わからないことを放置するのは良くありません。 しかし、一つの項目で何分も立ち止まってしまうと、全体のスピードが落ちてしまいます。
このルールを設けることで、
- 自分の作業時間を有効活用できる
- 上司の方の時間を何度も奪わずに済む(質問をまとめられる)
というメリットがあります。
また、まだ経験が浅い今だからこそ、上司や先輩に「頼った」ほうが、的確なアドバイスをいただけたり、自分では気づかなかった視点を教えてもらえたりと、結果的に勉強になることが多いと感じています。
「まずは自分で調べる・考えること」と「効率よく人に頼ること」。 この見極めをしっかりしつつ、いただいたアドバイスを自分のものにして、さらに成長していきたいと思います!
業務にはかなり慣れてきましたが、まだまだ学ぶことばかりです。 日々の業務から一つでも多くのことを吸収し、着実にパワーアップしていきます!
 
    

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