新入社員研修70日目:「これまでの学び」の実感

新しい企業様の業務ということで、昨日までは少し緊張していました。
「またゼロから覚え直しか…」と不安に思っていた部分もあったのですが、いざ取り掛かってみると、意外な発見がありました。

それは、「今までの知識がしっかり活かせる!」ということです。

もちろん、企業様ごとに細かなルールは異なりますが、例えば「請求書」の処理一つとっても、基本的な形式や入力する項目は、これまで学んできた他の企業様のものと非常によく似ていました。

おかげで、「これはこの項目ですね」と、先輩に深く教えていただく前に自分から確認できたり、資料を見ながらまずは自分で入力作業を進めてみたりと、少しだけ成長した自分を実感できました。
これまで丁寧に指導してくださった先輩方に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

事務所の財産!「過去データ」が初心者の私を助けてくれる理由

そして、私が「まずは自分で取り組んでみよう」と思えたのには、もう一つ大きな理由があります。
それは、私たちの事務所の「過去データの強さ」です。

特に「摘要(てきよう)」欄の入力が、本当に丁寧でしっかりしているんです!

経理業務において、過去にどのような処理をしたかという履歴は、まさに道しるべです。 当事務所のデータは、

  • 「なぜこの処理をしたのか」
  • 「どういう内容の取引だったのか」 が、摘要欄を見るだけで初心者の私にも理解できるように、しっかりと記録されています。

このおかげで、似たような取引があった際に過去のデータをフル活用でき、迷うことなく入力を進めることができています。
これは本当に助かっていて、まさに事務所の財産だと感じています。

いつかは私が「基礎」を作る。参照する側から作成する側への意識

今はまだ、先輩方が作ってくださった「しっかりとした過去データ」を参照させていただいている段階です。
誰かがすでに整備してくれた道を、安心して進んでいる状態です。

ですが、ふと気づきました。
「もし今後、新しくご契約いただいたお客様の経理を、私が一番最初に担当することになったら?」

その時は、私が入力するデータが、未来の担当者にとっての「基礎」になります。
今、私が過去のデータを見て「分かりやすい!」と助けられているように、数年後、私の入力したデータを見た後輩が「分かりやすい!」と思ってくれるような、そんな正確で丁寧な仕事をしなければなりません。

今はまだ参照する側ですが、いつか自分がその「基礎」を作る側になる。
その責任をしっかりと自覚し、不明な点はそのままにせず、自分で解決できる力を養う必要があります。
今のうちから様々な企業様のデータを見比べながら、「なぜこう処理するのか?」という要点をしっかり押さえていきたいと、強く思いました。

決算、年末調整…未来の業務に向けて今できる準備

経理の仕事は、毎月のルーティン業務だけではありません。 今はまだ勉強中ですが、

  • 年に一度の「決算業務」
  • 冬にやってくる「年末調整」 など、いわゆる「季節業務」と呼ばれる大きな仕事がたくさん待っています。

これらは当然、企業様によって内容がバラバラで、きっとまた混乱することも予想されます…。

ですが、未来の自分が慌てないためにも、「今のうちから勉強できることはしっかりしておく」ことが大切だと感じています。研修で学べる知識を一つもこぼさず吸収し、来るべき実務に備えていきます!

まだまだ覚えることばかりの毎日ですが、一つずつ着実にできることを増やし、信頼されるスタッフになれるよう頑張ります!

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