新入社員研修65日目:教科書には載っていない「イレギュラー」という宝物

こんにちは! あっという間に研修開始から65日が経過しました。
少しずつ業務にも慣れ、一人で任せていただける仕事も増えてきた今日この頃。
「よし、この調子で頑張るぞ!」と、少しだけ自信がつき始めていました。

しかし、そんな浮かれ気分を良い意味で引き締めてくれる、非常に学びの多い一日が待っていました。
今回は、そんなフィードバック尽くしの一日で得た、大きな気づきについてお話ししたいと思います!

フィードバックの嵐!見えてきた自分の「抜け漏れ」

最近の私は、作成した資料などを先輩方にチェックしていただく機会が格段に増えました。
一つ一つの業務を一人で進める時間が増えた分、その責任も大きくなるため、最終確認は欠かせません。
そしてこの日は、溜まっていたいくつかの案件のフィードバックをまとめていただく日でした。

自分では「完璧にできたはず!」と思っていた資料も、先輩方の視点から見ると、たくさんの「抜け漏れ」が見つかります。

例えば、ある企業様の費用計上の処理。
その企業様には4つの部門があり、どの部門で発生した費用なのかを「補助科目」を使って正確に管理する必要があります。
しかし、私が作成したデータでは、その補助科目の設定が数カ所、完全に抜け落ちていたのです…。

「このままでは、どの部門がどれだけ費用を使ったのか正確に把握できなくなってしまうよ」という先輩からのご指摘に、ヒヤリとしました。
慣れてきたことによる無意識の油断や、確認作業の甘さが原因です。
一つ一つの作業に丁寧に向き合うことの重要性を、改めて痛感させられました。


ついに判明!税務署からの謎の引き落としの正体

 

そして、もう一つ。 実は以前から、個人的にずっと気になっていた「謎」がありました。
それは、あるお客様の口座から、予定外のタイミングで税務署への引き落としがあったことです。
このことに関しては、64日目の記事で少し触れましたが、

「なぜこの時期に…?何か特別な税金だろうか…?」

原因が分からず、ずっとモヤモヤしていたのですが、ついにその真相が判明しました!
答えは驚くほどシンプルで、「先月引き落とされるはずだった税金が、何らかの理由で引き落とされず、翌月である今月にまとめて引き落とされていた」というものでした。

なんとも灯台下暗しな結論でしたが、私にとっては入社以来初めて遭遇するパターンでした。
これは、経験してみないと絶対に気づけなかったことだと思います。謎が解けたスッキリ感と同時に、実務の奥深さを感じた瞬間でした。

知識と経験が繋がるとき。実務で学ぶ「イレギュラー」の大切さ

最近は、業務と並行して税に関する学習に力を入れています。
法人の主要な税金の納付スケジュールや、源泉所得税の特別徴収、社会保険料の改定時期など、基本的な知識は一通り頭に入れたつもりでした。

しかし、今回の「翌月への持ち越し」のようなイレギュラーなケースは、経験しなければ気づけませんでした。
知識という地図を持っているだけではダメで、実際に道を歩き、予期せぬ出来事に遭遇して初めて、本当の意味でその土地を理解できるのだと気づかされました

たくさんのフィードバックや、イレギュラーな事象に直面すると、正直少しへこんでしまうこともあります。
ですが、これから何年も働いていく中で、同じようなケースに再び出会うかもしれません。
その時、「あ、これはあの時のパターンだ!」と冷静に対応できるはずです。
そう考えると、研修期間中の早い段階でこの経験ができたのは、むしろ非常に幸運なことだったと思えます。

まとめ:失敗は成長の糧!今日の学びを未来へつなぐ

研修65日目は、自分の未熟さを痛感すると同時に、実務を通して学ぶことの面白さと大切さを実感できた、忘れられない一日となりました。

今日の学びをまとめると、

  • 慣れてきた時こそ、基本の確認を怠らない
  • 知識だけでは対応できない「イレギュラー」は、経験することで自分の力になる
  • 失敗は、未来の自分を助けてくれる貴重な財産である

ということです。

たくさんのフィードバックは、決して私をへこませるものではなく、成長へのヒントが詰まった宝箱のようなものだと感じています。
今日の悔しさや発見を絶対に忘れず、一日も早く、正確で丁寧な仕事ができるプロフェッショナルになれるよう、これからも学び続けていきます!

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