経理の奥深さ…立ちはだかる「謎の税金」
この日、私が担当したのは3回目となるお客様の経理業務でした。
「少しずつ慣れてきたかな?」なんて思っていた矢先、さっそく大きな壁にぶつかることになります。
決算から2か月後の処理で、通帳の履歴を確認していた時のことです。
「未払法人税」の引き落としはすぐに分かったのですが、もう一つ、見慣れない税金の引き落としが…。
「これは一体、何の税金だろう…?」
頭の中はハテナマークでいっぱいになりました。
未払金に関する書類を確認したり、一般的な税金の納付スケジュールを調べたりと、自分なりに調査を進めてみましたが、どうしても正体が掴めません。
悔しい気持ちもありましたが、最終的には上司に状況を報告し、引き継いでいただくことになりました。
まだ、あの税金の正体は分からず、心の中にもやもやが残っています。
ですが、この「もやもや」こそが次への学びのタネになるはず!と信じて、気持ちを切り替えて次の業務に取り掛かりました。
一人で抱え込まず、的確に報告・連絡・相談することの大切さも改めて実感した出来事です。
「最初は緊張…」からの成長!スムーズになったメール業務
一方で、嬉しい成長を感じられた業務もありました。
もう一つ別のお客様の業務は、今回で4回目。
さすがに業務の流れが頭に入っており、とても安心して取り組めています。
こちらの業務では、不足している資料をお客様にメールで請求する作業が頻繁に発生します。
今でこそスムーズに行えるようになりましたが、思い返せば最初の頃は、メール一通送るのにも一苦労でした。
- 「この敬語で合っているかな?」
- 「失礼な表現になっていないだろうか?」
- 「添付ファイルは間違っていないかな?」
何度も何度も文章を読み返し、送信ボタンを押す指が緊張していたのを覚えています。
「何事も、最初は緊張しますよね!」と、今なら笑って話せます。
お客様から資料は時間差でバラバラに送られてくるため、こまめにメールをチェックし、一つひとつ丁寧に対応していく必要があります。
地道な作業ですが、このやり取りを繰り返すうちに、気づけばスムーズに、そして自信を持ってお客様とコミュニケーションが取れるようになっていました。
日々の繰り返しが、着実に自分の力になっていることを感じられた瞬間です。
複数業務も怖くない!私のタスク管理術
現在、私は複数の企業の業務を並行して担当させていただいています。
頭を切り替えながら様々な業務に携われるのは、大きなやりがいと学びにつながっています。
しかし、正直に言うと、時々頭が混乱してしまうことも…。
「あれ、A社のあの件はどこまで進んだんだっけ?」
「B社に送るメールは作成したかな?」と、タスクが渋滞してしまうことがあるのです。
そんな時の私の強い味方が、毎日記録している「日報」です。
日報には、その日に行った業務内容だけでなく、「〇〇を次にやる」「△△さんへ確認事項」といった、未来の自分へのメッセージも書き込んでいます。
頭の中がごちゃごちゃになってしまった時は、まずこの日報を見返します。
そうすることで、「今、自分は何をすべきか」が明確になり、落ち着いて業務を再開できるんです。
新入社員ならではの、ささやかな工夫です!
まとめ:一つ一つの経験が未来の自分を作る
研修64日目は、税金に頭を悩ませる「悔しさ」と、メール業務で感じた「成長」、そして日報でタスクを整理する「工夫」と、たくさんの感情と学びに溢れた一日でした。
まだまだ未熟で、失敗することも多いですが、一つ一つの経験を無駄にせず、すべてを自分の力に変えていきたいです。
これからも前向きに、そしてひたむきに業務に取り組んでいきますので、温かく見守っていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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