新入社員研修63日目:複数部門の経理はまるでパズル!?奮闘の先に見えた成長のヒント

新入社員の私が研修をスタートさせてから、あっという間に63日が経ちました。
毎日が新しいことの連続で、めまぐるしくも充実した日々を送っています。

今回は、そんな研修の中でも特に印象的だった「複数部門を持つお客様の経理業務」についてお話ししたいと思います。
頭がパンクしそうになりましたが、その中で見つけた大切な「気づき」と、自分自身の小さな成長について、私の奮闘ぶりをリアルにお届けします!

まるで4つの会社が1つに!?複雑な経理業務への挑戦

研修63日目に担当させていただいたのは、1つの会社の中に4つの異なる部門を持つお客様でした。
それぞれの部門が独自の特色を持っており、まるで4つの会社が一つに合わさったようなイメージです。

最初にご説明を受けた時、正直なところ少し戸惑いを感じました。
各部門で事業内容が少しずつ異なるため、それぞれに独自のルールが存在し、一つひとつを理解するのに必死でした。

しかし、業務を進めていくうちに、「あれ?この処理方法、さっきの部門と似ているぞ?」という発見があったんです!
完全にバラバラだと思っていた業務の中に共通点を見つけられた瞬間は、まるで暗闇の中に一筋の光が差したような気持ちでした。
この「気づき」のおかげで、その後の業務を比較的スムーズに進めることができ、「観察すること」の大切さを改めて学びました。

頭の中は情報でいっぱい!「整理術」こそ最大の武器

とはいえ、一筋の光が見えたからといって、すぐに全てがうまくいくわけではありません。
複数部門の経理業務で最も大変だったのは、情報の管理です。

例えば、こんな違いがあります。

  • 給与の支給日: 部門Aは25日払い、部門Bは月末払い…
  • 資料の形式: PDFで届く部門もあれば、郵送で原本が必要な部門も…
  • 資料の到着日: 各部門からバラバラのタイミングで資料が届く…

指導を受けるたびに新しい情報がどんどん増えていき、最初のうちは頭の中がごちゃごちゃになって大混乱!
「このままではまずい!」と焦りを感じました。

そこで、先輩にアドバイスをいただきながら、自分なりの「整理術」を実践することにしました。

部門ごとにノートの色を変えたり、タスクを付箋に書き出して優先順位をつけたり
…。当たり前のことかもしれませんが、この「整理する」という一手間が、混乱した頭をクリアにし、落ち着いて業務に取り組むための最大の武器になるのだと実感しました。

引継ぎの期限も刻一刻と迫っており、正直なところ焦りがないわけではありません。
ですが、このプレッシャーがあるからこそ、「なんとか食らいついていこう!」という気持ちで、日々業務に打ち込めています。

焦りの中で見つけた!経理業務の「共通点」と「落とし穴」

この引継ぎ業務はまだ完了していませんが、様々な企業様を担当させていただく中で、大きな学びがありました。

それは、業種や会社の規模が違っても、経理の基本的な考え方や処理の流れ、使用する会計ソフトは共通している部分が多いということです。
一つのお客様で学んだ知識やスキルが、別のお客様の業務にも活かせる瞬間が何度もあり、これは私にとって大きな自信につながっています。

一方で、絶対に注意しなければならない「落とし穴」があることにも気づきました。
それは、お客様が「法人」なのか「個人事業主」なのか、また売上高によって「課税制度」が異なるという点です。
このような違いを見逃してしまうと、税金の計算に大きな影響が出てしまうため、特に慎重に確認するよう心がけています。

こうした共通点と注意点の両方を意識することで、少しずつですが、経理業務の全体像を捉えられるようになってきた気がします。

「自分で気づけた!」が成長の証

研修が始まった頃は、先輩に質問しなければ何も分からなかった私が、最近では「この資料、もしかしたらここが違うかもしれない」と、自分から疑問点に気づける瞬間がどんどん増えてきました。

まだまだ知識も経験も未熟ですが、こうした小さな「気づき」の積み重ねが、自分自身の成長を実感させてくれます。

混乱しながらも必死に業務に向き合ったこの63日目の経験は、私にとって大きな財産になりました。これからも一つひとつの経験を大切にし、一日も早く、信頼される経理担当者になれるよう精一杯頑張ります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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