新入社員研修57日目:「教わったはずなのに…」新人がぶつかった壁と成長への一歩

研修が始まってから、あっという間に57日が経ちました。
一日一日が新しい学びと発見の連続ですが、今回は特に「実践の壁」と、そこから見えた「次の一歩」についてお話ししたいと思います。

新しい挑戦!奥が深い給与計算の世界

 

この日は、初めて給与計算という専門的な業務に触れる機会をいただきました。
給与計算と一言で言っても、その方法は企業によって本当にさまざま。例えば、

  • MF給与と法定調書をセットで入力するケース
  • 弥生給与を使い、別途給与明細を印刷する必要があるケース

など、使うソフトも違えば、手順も全く異なります。

さらに、同じ企業内でも、部門や役職によって支給日が異なるため、それぞれ別々に処理が必要になることも。
人数が多ければ多いほど、その複雑さは増していきます。

もちろん、私たちの会社には自宅でも学べる素晴らしい学習プログラムがあり、事前に知識はインプットしていました。
しかし、いざ実務を目の前にすると、「知識として知っていること」と「実際にできること」の間には大きなギャップがあることを痛感しました。
テキストで学んだ知識が、実際のどの場面で、どのように活かされるのかを具体的にイメージしながら学習することの重要性を改めて感じた瞬間です。

特に、法定調書に関する知識はまだまだ不足していると実感したので、引き続き学習プログラムを活用しながら、実践で活かせるレベルまで引き上げていきたいです!

 

2ヶ月前の「できたはず」が「できない」に。見えた新たな課題

 

新しい業務に悪戦苦闘する一方で、この日はもう一つ、自分の中での大きな課題に気づかされる出来事がありました。

それは、約2ヶ月前に一度教えていただいた業務を任された時のことです。
「前にやったことあるし、大丈夫だろう」と、まずは自分で作成したマニュアルを確認。
しかし、なぜか具体的な作業のイメージが全く湧いてきません…。

「あれ?こんな手順だったかな?」 「この項目は前にもあったっけ…?」

会社の業務マニュアルと見比べても、自分が関わったことのない範囲が含まれているような、いないような…。
前年の仕訳日記帳を参考に、なんとか手探りで進めてみましたが、正直なところ、どこからどこまでが自分の担当範囲で、何をもって「完了」とすれば良いのかさえ曖昧な状態でした。

今振り返れば、このモヤモヤとした違和感を感じた時に、すぐに先輩に相談すべきでした。
しかし、「前に教わったことだから出来て当然だと思われるかも」
「マニュアルに書いてあるのに、なぜできないんだ?」
という気持ちが先に立ち、なかなか声をかけることができませんでした。

 

「報・連・相」の本当の意味。成長への大きな一歩

 

結局、かなりの時間をかけてマニュアルに記載のある部分までを終え、恐る恐る先輩に報告しました。
結果として、先輩は嫌な顔一つせず、もう一度その業務の全体像から丁寧に教えてくださることになりました。
本当にありがたい限りです。

今回の経験を通して、二つの大きな反省と学びがありました。

一つ目は、仕事を任された時点で、業務のゴールと範囲について、お互いの認識をきちんとすり合わせることの重要性です。
これを怠ったために、一人で不安を抱え込み、多くの時間をロスしてしまいました。

二つ目は、**少しでも違和感や不安を感じたら、すぐに相談する勇気を持つこと。**
もちろん、何でもかんでも質問するのではなく、まずは自分でマニュアルを読み解いたり、過去の資料を確認したりと、「自分で考える姿勢」は大切にしたいと思っています。
幸い、その姿勢は今回も実践できていたと感じています。

これからの私の課題は、その上で**「これはすぐに確認・相談すべきことか」
「これはもう少し自分で考えて判断すべきことか」を見極める力**を養っていくこと
です。

 

まとめ

 

研修57日目は、新しい業務の難しさと、自分自身の課題に直面し、正直てこずってしまった一日でした。
しかし、この失敗と反省があったからこそ、「実践で活きる知識の学び方」や「仕事を進める上での本当の報・連・相の意味」を、身をもって学ぶことができました。

この日の悔しさや学びをバネにして、これからも日々成長していけるよう、前向きに取り組んでいきます!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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