日々の研修は、毎日が新しい発見と挑戦の連続で、あっという間に52日目を迎えました。
少しずつ業務に慣れてきたかな?と感じる瞬間もあれば、自分の未熟さにハッとさせられる瞬間もあり、まさに一進一退の日々を送っています。
今回は、そんな研修52日目に特に強く感じた「仕事の全体像を捉える難しさ」と、改めて実感した「連携の重要性」についてお話ししたいと思います!
目次
「終わり」だと思った仕事の、その先に。~全体像を掴むことの難しさ~
この日、私はある企業の資料作成を担当していました。「よし、これで全部終わったぞ!」と、自分の中では完全に一区切りついたつもりで、達成感に浸っていたんです。
しかし、その直後、先輩から「ありがとう!じゃあ次はこの追加資料をお願いね」と、さらなる業務が。
「え、まだ続きがあったんだ…!」
正直、驚きました。まだまだ私には、一つひとつの業務が、その企業のどの部分に繋がり、どこまで広がっているのかという**「全体像」**が見えていなかったのです。
「この業務はここまで」という自分の思い込みが、仕事の範囲を狭めてしまっていたことに気づかされた瞬間でした。
久々に扱う会計ソフトの操作に戸惑ったり、初めて目にする形式の資料に「これは何だろう?」と手が止まってしまったり…。
知識や経験が不足しているからこそ、目の前の作業に集中しすぎてしまい、その前後の繋がりや全体の中での位置づけを把握しきれていない。
これが、今の私の大きな課題だと痛感しています。
「いつ言おう?」報告・連絡・相談のベストタイミングを探して
業務の全体像が見えていないことは、もう一つの課題にも繋がっています。
それは、「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」のタイミングです。
業務の指示は受けますが、
- どこまで進んだら一度報告すべきか?
- どの段階で不明点を確認すべきか?
- そもそも、これは相談して良いレベルのことなのか?
そんな風に迷っているうちに、タイミングを逃してしまうことがあります。
もちろん、上司や先輩方は忙しい合間を縫って「その後どう?」と様子を見に来てくれます。
その気遣いが本当にありがたいのですが、それに甘えて受け身になっていては、いつまでも成長できませんよね。
ふと、以前の研修で学んだ「仕事を任せる型・任せられる型」という言葉が頭に浮かびました。
「任せられる側」として、的確なタイミングで自ら状況を伝え、助けを求めることも重要なスキルなのだと、改めて実感しています。
「意識はしているけど、行動できていないなら意味がない」という言葉が、今の私にはとても重く響きます。
小さな確認が、大きな信頼へ。~企業ごとに違う「当たり前」~
通常業務では、様々な企業の給与に関する業務にも少しずつ関わらせていただくようになりました。
ここで求められるのは、**「慎重さ」と「正確さ」**です。
特に、規模の大きな企業では、同じ苗字の方が複数人在籍されていることも珍しくありません。
もし、ここで入力する人を間違えてしまったら…?それは単なる入力ミスでは済まされず、会社の信用問題に直結する可能性があります。
そう考えると、名前一つ入力するのにも自然と身が引き締まります。
さらに難しいのが、企業ごとにルールが全く違うことです。
- A社では必須だった入力項目が、B社では不要だったり…
- 注意すべき点が、企業によって全く異なったり…
- 扱うソフトは同じでも、社内での運用ルールが違ったり…
雇用形態や給料の支給日も、本当に一人ひとり異なります。
だからこそ、「たぶんこうだろう」という思い込みは捨てて、一つひとつ細かく質問し、確認することを徹底していきたいです。
今はまだ慣れないことばかりですが、この「場数を踏む」経験が、未来の確実な前進に繋がると信じています。
まとめ:すべての仕事は「連携」に繋がる
研修52日目を終えて、私が一番強く感じたこと。
それは、どんな業務においても**「連携」が必要不可欠**だということです。
一人で完結する仕事はなく、必ず誰かに繋がり、組織全体の大きな流れの一部になっています。
だからこそ、円滑なコミュニケーションは、質の高い仕事をするための生命線なのだと実感しました。
まだまだ手探りの毎日ですが、恐れずに周りの方々と積極的に関わり、質問し、相談することを繰り返していきたいです。
そうして組織の一員として強くなっていくことが、今の私の目標です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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