皆さん、こんにちは!
大阪総合人財経営株式会社、新入社員の山中です。
突然ですが、皆さんは「経営指針発表会(経営計画発表会)」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
私がこの言葉を初めて聞いたとき、「難しい数字や戦略の話が続くのかな…」なんて、少し身構えてしまいました。

田中化工株式会社 代表取締役 田中進さま
先日、そんな私が「田中化工株式会社」様の経営指針発表会に参加させていただくという、大変貴重な機会をいただきました。
社外の、しかも企業の未来を語る重要な場にお招きいただくのはもちろん初めての経験。
当日は「新入社員の自分なんかが参加して、場違いではないだろうか…」と、
出発前から心臓がバクバクしていました。
しかし、約2時間にわたる発表会は、そんな私の先入観や緊張を心地よく裏切る、学びと感動に満ちた時間でした。
今回は、私がこの目で見て、肌で感じた「成長し続ける組織のリアルな姿」を、余すところなくお伝えしたいと思います!
目次
画面越しでは伝わらない!会場を包む「本物の一体感」
会場に足を踏み入れると、程よい緊張感の中にも、どこか温かい空気が流れているのを感じました。
発表会が始まって私が最も心を揺さぶられたのは、役員の方々だけでなく、各部門の社員の方々が主役として次々に登壇し、ご自身の言葉で過去・未来のビジョンを語られていたことです。
例えば、開発部門の方は「専門技術への新たな挑戦」について、事務・広報部門の方は「お客様との新しい関係構築」について話されていました。
「発表なんて普段することがないんです」と謙遜される姿とは裏腹に、その言葉一つひとつには、ご自身の仕事への誇りと会社への愛情が満ち溢れていました。
そして何より素晴らしかったのが、会場全体の雰囲気です。
全員が「自分たちの会社の未来を、自分たちで創り上げていくんだ」という強い意志を共有しているようでした。
休憩時間にも、あちこちで社員の方々が笑顔で語り合う姿が見られ、組織の風通しの良さが伝わってきました。
これこそ、リモートワークでは決して感じることのできない、**「本物の一体感」**なのだと、鳥肌が立つほど感動しました。
実は、田中化工株式会社の代表取締役である田中進様は、弊社の代表・佐藤とご近所で小学生時代の同級生というご縁があるそうです。
しかし成人後は全く接点がなかった二人が、時を経て経営者として再会されたというエピソードを伺い、単なる偶然ではなく、同じ志を持つ者同士が自然と引き寄せられたのかもしれない、と不思議な感動を覚えました。
「変化」を力に!未来を見据えた挑戦と、根底に流れる「人への想い」
現代は「予測不能な時代」と言われます。
原材料の高騰、コロナ禍による働き方の変化、急速なデジタル化の波…。
このような激しい変化の時代を乗り越えるためには、過去の成功体験に固執せず、常に新しい挑戦を続ける姿勢が不可欠です。
発表の中で特に強調されていたのが、まさにこの**「変化を恐れない挑戦」**の精神でした。
田中化工様は、時代のニーズに応えるべく、
- 外部との繋がりを広げるコミュニケーション網の形成
- 新規事業・部署の立ち上げ
- 多様な人材を確保するための積極的な新規採用 など、未来を見据えた具体的なアクションを次々と起こされていました。
その力強い宣言を聞きながら、ふと、発表会の最後に弊社の佐藤が講評で述べた**「会社は社長一人がどれだけ頑張っても、決して伸びません」**という言葉が頭に浮かびました。
これはまるで、スポーツのチームと同じですよね。
どれだけ優秀なエースがいても、他の選手がそれぞれの役割を果たさなければ、チームは勝利できません。
田中化工様では、社長が描く大きなビジョンを、社員一人ひとりが「自分ごと」として捉え、それぞれの持ち場で主体的に行動している。

大阪総合人財経営株式会社 佐藤 充
だからこそ、会社というチームが力強く前進しているのだと、深く納得しました。
そして、その全ての挑戦の根底に流れているのが、**「本当に人を大切にする」**という経営姿勢です。会社の成長は、社員一人ひとりの成長と幸せなくしてはあり得ない。その確固たる信念が、会場の隅々まで満ちているように感じました。
会社の理念が、社員一人ひとりの人生に息づく「個人目標」
今回の発表会で、私が最も衝撃を受け、感動した取り組みがあります。
それは、各部門の目標発表の中に**「各個人のプライベートな目標」**を共有し、振り返る時間が設けられていたことです。
「今年は、ストレッチを継続します!」
「旅行に行くために計画的に貯金します!」
「子供をスキーに連れていきます!」
企業の公式な発表の場で、こんなにも人間味あふれる、パーソナルな目標が共有されるなんて、想像もしていませんでした。
会社の目標、個人の目標、誰かのための目標などそれぞれの想いが詰まっていました。
なぜ、このような取り組みをされているのか。
それは、田中化工様の目的理念である**「全社員とその関わる人全ての物心両面の幸せを実現します。」**という言葉を、本気で実現しようとしているからに他なりません。
会社は仕事をするだけの場所ではなく、社員一人ひとりが人生を豊かにするためのステージであるべきだ。
そんな経営者の強いメッセージを感じ、胸が熱くなりました。 社員の多面性を尊重し、一人ひとりの人生を応援する。
この心理的安全性の高さこそが、社員のエンゲージメントを高め、結果として会社の大きな推進力になっているのだと確信しました。
まとめ:明日からの自分が変わる、最高の経験
今回、田中化工様の経営指針発表会という貴重な場に参加させていただき、心の底から感謝しています。
この経験は、新入社員である私の「会社」や「仕事」に対する見方を、大きく変えてくれました。
明日から、私もただ与えられた業務をこなすだけでなく、常に「組織全体のために、自分に何ができるか?」という視点を持ちたい。
そして、共に働く仲間一人ひとりの人生に敬意を払い、より良いチームワークを築いていきたい。
そう強く決意しています。
この記事を読んでくださっている就活生の皆さんや、若手社員の皆さん。
企業を選ぶとき、指標はたくさんあると思いますが、
「その会社の理念が、実際に行動として社員に現れているか」という視点を持ってみることを、心からお勧めします。
素晴らしい学びの機会をくださった田中化工株式会社の皆様、本当にありがとうございました。
この経験を原動力に、私も社会に貢献できる人財となれるよう、日々精進してまいります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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