新入社員研修30日目、皆さんはどのような日々を過ごしていますか?
今回のブログでは、いよいよ上司の方から本格的に業務を引き継ぐ段階に入った様子をご紹介します。
担当する企業が具体的に決まっていない段階ながらも、来月からの経理業務を担うという責任感を胸に、日々奮闘している姿はまさにプロフェッショナルへの第一歩と言えるでしょう。
新しい企業を担当するにあたり、まず徹底的に行われたのが、その企業の詳細な情報収集です。
どのような事業をメインにしているのか、他社にはない独自の慣習や「癖」はあるのか、経営者の個性、そして社内の雇用形態まで、多岐にわたる項目を細かく確認していきました。
特に重要なのは、毎月取り扱う資料の確認です。もし資料が揃っていなければ、請求業務に支障が出るため、すぐにでも全てが揃っているかどうかの確認作業は欠かせません。
このように、自身でチェックすべき項目が意外にも多く、普段から複数の企業を担当されている上司の方々の業務量の多さ、そしてそれをこなしきる能力には、改めて尊敬の念を抱いたとのことです。
企業によって必要な資料や対応が異なるため、それぞれの特性をしっかりと理解し、業務に携わっていくことの重要性を実感した30日目でした。
「自分=会社」の意識を持つことの重要性
業務に携わる中で、新入社員の皆さんが肝に銘じていることがあります。それは、「自分のしたことはすべて会社にとっての信用問題につながる」という、社会人として非常に重要な心構えです。
学生時代のアルバイトでは、「バイトだから仕方がない」というある種の甘えがあったかもしれません。しかし、社会人になるとその意識は大きく変わります。
「自分=会社のイメージ」となるのです。
これは、一見当たり前のことのように思えますが、日々の業務に追われる中で、意外と意識が薄れてしまいがちな部分でもあります。
一つ一つの行動や発言が、会社の評判や信頼に直結するということを常に念頭に置くことで、業務への取り組み方も自ずと変わってきます。
例えば、お客様への対応一つとっても、丁寧さ、正確さ、迅速さが求められます。たった一つのミスが、会社の信用を失墜させる可能性もあるのです。
だからこそ、常にこの「自分=会社」という意識を強く持ち、どのような業務にも責任と自覚を持って取り組むことが、社会人として成長していく上で不可欠であると、新入社員の皆さんは改めて認識しているようです。
知識の定着と継続的な学習の必要性
研修開始から1ヶ月が経過し、改めて知識の定着と継続的な学習の重要性を実感する出来事もありました。
1ヶ月前に教えてもらった業務の中には、メモを見返してもなかなか思い出せない部分があり、上司に再確認する場面が多々あったとのことです。
これは、人間の記憶の仕組みを考えると当然のことかもしれません。一般的に、人は1日経てば約70%の情報を忘れ、1ヶ月も経てばさらに記憶は薄れていきます。
この仕組みを知った時から、改めて追加でメモを取るなどの工夫を凝らすようにしています。
まだまだ一人で業務を完遂できない部分が多いからこそ、勤務時間外での復習も欠かさず行い、知識の定着に努めているのです。
しかし、全てがうまくいかなかったわけではありません。メモを見ながらであればスムーズに取り組めた業務もあり、過去の自分の努力に感謝する場面もありました。
新たに経理業務を学ぶ中で得た知識や経験は、他の業務にも応用できる部分が多く、それらを積極的に活用していくことで、自身のスキルアップに繋げていく意欲に満ち溢れています。
今回の研修30日目の経験を通じて、社会人としての責任感、学習意欲、そしてプロフェッショナルとしての自覚をさらに深めていきます!!!
コメント
COMMENT