新入社員研修27日目:新たな挑戦!より大きな企業の業務に取り組んでみて

こんにちは。
今回は新入社員研修27日目の様子についてご紹介します。
この日は、今まで担当させていただいた企業よりも、少し規模の大きい会社の業務を教えていただきました。
これまでの研修でも多くの学びがありましたが、今回は特に「情報の整理力」や「スピード感」「丁寧な対応力」など、より実務に近い感覚を養う機会となりました。

大規模企業ならではの資料量と、複数への連絡対応に四苦八苦

まず取り組んだのは、お客様から届いた資料の確認と整理です。
以前まで関わっていた企業と比べ、明らかに資料の量が多く、一瞬で目が回りそうになりました。
なかでも特に大変だったのが、「請求先が複数ある」という点です。
これまでは1人の担当者に連絡すればよかったのですが、今回はお客様が複数の店舗を経営されており、それぞれのお店ごとに必要な資料が異なり、各店舗ごとに請求しなければいけませんでした。

データも一度にまとまって届くわけではなく、数日かけて少しずつ送られてくる形式。
そのため、届いたタイミングで毎回お礼のメールを送り、資料のチェックを並行して進める必要がありました。
「今、何が届いていて、何が足りていないのか?」
この全体像を常に把握しながら、頭を整理して進めるのがとても大変でした。上司とも頻繁に状況を共有しながら、確認・進行していきました。

また、初めて自分からお客様にコンタクトを取るという場面もあり、緊張感はかなりのものでした。
電話対応はまだ経験がありませんが、今回はメールを通じてのやりとり。
履歴が残るぶん、文章表現やマナーにも注意が必要です
基本的なビジネスマナーの重要性を改めて実感すると同時に、自分の言葉でしっかりと伝えることの難しさも痛感しました。
メールの文面1つとっても、相手の立場を考えながら丁寧に言葉を選ぶことが大切だと気づきました。

実物の「棚卸表」に初めて触れ、商品管理の難しさを知る

午後からは、「棚卸表」の入力作業を任されました。
簿記の学習を通して棚卸という言葉や意味は理解していたのですが、実際の業務で使われる棚卸表を見るのは初めての経験でした。

扱っていたのは在庫や商品一覧で、商品名も数もかなり多く、似たような商品がずらりと並んでいたため、見間違いや入力ミスが起きないよう細心の注意を払って作業を行いました。
特に、新商品に関しては新しく項目を追加する必要があり、既存の商品と混同しないように商品名の表記を工夫しました。
たとえば、「〇〇(新)」「〇〇2025年モデル」など、次回見直すときに誰が見ても分かるようなラベリングを意識しました。

しかもこの棚卸表、なんと翌日に使用する予定とのこと。
締め切りに余裕のある仕事ばかりをこれまで経験してきた私にとって、まさに「時間との勝負」でした。
慣れていない業務で手探りのなか、スピードと正確性のバランスを取りながらパソコンに向かって必死に作業を進めました。

「この作業、どうすればもっと効率よくできるんだろう?」
考えながら進める余裕はなかったのですが、帰宅後すぐにその日の業務を振り返り、改善できそうな点や注意点をノートに書き出して、頭の中を整理しました。

日々の復習と改善で、少しずつ“考える力”が身についてきた

最近意識しているのは、「その日のうちに復習すること」です。
業務が終わって帰宅した後、疲れていてもなるべく記憶が鮮明なうちに、何を学んだか、どう工夫すればよかったかを振り返るようにしています。
もちろん、全てがすぐに改善されるわけではありませんが、少しずつ「次に活かす意識」が自分の中に根付き始めているような気がします。

業務に慣れてきたとはいえ、まだまだ初めてのことや難しい業務も多く、自分の未熟さを痛感する場面は多々あります。
それでも、そういった経験を繰り返すことで、1つずつ「社会人としての引き出し」が増えていくのではないかと感じています。

これからも、ただ目の前の業務をこなすだけでなく、「より効率的にできる方法はないか?」「この経験から何を学べるか?」といった視点を持ちながら、自分なりに工夫を重ねていきたいと思います。

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