日が空くと不安が募る。労働保険申告書の壁
研修も22日目を迎え、今回は主に「労働保険申告書」の作成に取り組みました。実はこの業務、以前も一度経験していたため、ある程度はスムーズにできるだろうと考えていました。
しかし実際にやってみると、驚くほど細かい部分を忘れてしまっていて、改めて「継続的な経験の大切さ」を痛感しました。
特に難しかったのは、必要な情報をどの資料から拾うかという部分です。企業ごとに提出書類の形や記載方法にばらつきがあるため、前回のやり方をそのまま当てはめようとすると混乱してしまいました。同じ業務でも、企業によって手順や注意点が全く異なるというのは、現場でしか気づけないリアルな課題だと感じました。
悔しさをバネに。帰宅後の自主学習
正直、この日のモチベーションはあまり高くありませんでした。うまくできない悔しさや、前にやったのに忘れているという自己嫌悪のような感情もありました。でも、だからこそ「このままでは終わりたくない」という気持ちも強くなりました。
帰宅後には、自分の中で反省点を整理しながら、もう一度マニュアルを読み返しました。職場とは違い、自宅ではリアルな申告システムの画面を見ることができないため、想像を働かせながら、実際に行った手順を頭の中でなぞるようにして復習しました。
「なぜつまずいたのか」「前回と今回の企業では何が違ったのか」「資料のどこに注目すべきだったのか」などを自分なりに分析。そうすることで、次に同じ作業に取り組むときは、もう少し落ち着いて対応できるかもしれないという自信の種を育てることができました。
並行業務と企業ごとの対応でパンクしそう。でも…
最近は、1日に複数の業務を並行して進めたり、いくつもの企業の対応を同時に行う機会が増えています。そのため、頭の中がごちゃごちゃになってしまい、正直、混乱しながら仕事を進めているというのが本音です。
そんな中で自分なりに工夫しているのが、「企業ごとに分けたマニュアル」の作成です。
ちょっとしたメモでも、あとから見返すと非常に役立つことが多く、これが今の自分を支えてくれている存在になっています。
実はこの工夫は学生時代にアルバイトでも実際に行っていたことなんです。過去の経験が今の支えになっていて、無駄なことは一切なかったと感じています。
また、ミスをした際にはすぐにその場でメモをとり、次に同じことが起きたときの対策として追記しておくようにしています。こうした小さな積み重ねが、少しずつではありますが自信につながっているように感じます。
「関係の質」が働きやすさをつくる
日々の業務で迷ったり落ち込んだりすることも多い中、私がここまでやってこられているのは、間違いなく職場の方々の存在のおかげです。
特に上司の方が、忙しい中でも私の様子を見て気にかけてくださり、困ったときには声をかけてくれることが、本当に大きな支えになっています。
仕事は覚えることが多く、スピードも求められますが、そうしたプレッシャーの中でも前向きに取り組めているのは、「関係の質」が高い環境に身を置いているからだと思います。
新人にとって、安心して質問できたり、間違いを正してもらえる環境は何より大切だと改めて実感しています。
まだまだ未熟で、迷いや不安もたくさんありますが、「わからないことは素直に聞く」「失敗を糧にする」「努力を続ける」この3つを大切に、これからも一歩ずつ歩んでいきます!
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