新入社員研修9日目:学びの朝、そして悔しさ

こんにちは。
今日は、新入社員研修9日目のことについて書きたいと思います。

あっという間に入社から1か月が経とうとしています。毎日が新しい発見と学びの連続で、時間の流れが本当に早く感じます。

今回の内容は、前回(8日目)の記帳業務の続きも記載しているので、まだお読みでない方は、そちらから読んでいただけると、より理解しやすいかもしれません。

朝の読書会、初めての参加

この日は、初めて社内の読書会に参加しました。

他の方々は、私が入社する前からすでに参加されていたようで、出勤時にその様子を見かけるたびに、「いつか自分も加わりたいな」と思っていたのですが、ようやくその日が来ました。

今回から読み始めたのは、角田識之さんの著書『リーダーが6か月で人材育成の達人となる101のセオリー』という本です。
事前に本はいただいていたのですが、実際に読書会で読み進めると、そこには“世界を変える力”につながるような、実践的なノウハウがぎっしり詰まっていて驚きました。
これから気になったセオリーなどを、自分の成長記録としても紹介していけたらと思っています。

今回読んだ部分では、「日本に3度訪れた国難期」について触れられていました。
1回目は黒船来航、2回目は敗戦と戦後の焦土、そして3回目が2025年、つまり“今”とも言える時期の少子高齢化でした。

特に少子高齢化については、予測可能だったにもかかわらず、十分な対策がなされていなかったという事実に衝撃を受けました。

中小企業の廃業、社会保障制度の不安、教育制度の変化…。日本の社会は大きな転換期を迎えていて、世代間の価値観にも大きなギャップがあることを感じました。
私自身Z世代として、「なんとなく生きていける時代」にいることを薄々感じてはいましたが、
それが“危機感のなさ”や“目的を持たない生き方”につながっているという点には、ハッとさせられました。
情報や物が努力をしなくても昔に比べて簡単に手に入るようになったことも大きな原因だと感じています。

読書会では、上司や先輩方の意見・視点にも触れ、自分自身だけでなく、今の社会や若者に対する理解が深まりました。
「今の自分の状況に安心してとどまってはいけない」
そんな気づきがあったからこそ、これからは常に変化しようとする意識、危機感を持ち続けていきたいと改めて考えました。

フィードバックの時間。そして悔しさ

午前中の読書会での学びのあと、午後は前回取り組んだ記帳業務について、上司からフィードバックをいただきました。

実は、今回任された記帳は、1回目のときよりも扱う内容が複雑で、「これは難しいな」と感じていたのですが、やはり結果は訂正だらけ。

正直、非常に悔しかったです。

特に悔しかったのは、以前、別の会社の記帳で教えていただいた内容と似たような状況にもかかわらず、それを活かせなかったこと。

簿記の基本を理解している“つもり”だっただけで、実務ではその知識がうまく結びつかず、頭が真っ白になることもありました。
「知っている」と「できる」は違う、ということを本当に痛感しました。

お昼休みには、午前中に受けた指摘を忘れないうちにノートにまとめました。
「まだ2回目だから仕方ない」と甘えず、少しでも早く上司の力になれるよう、必死に努力したいと思います。

今回のフィードバックでは、1回目の記帳業務では出てこなかった新しい資料や確認事項もあり、また、弥生会計の機能についても新たに教わりました。
会社ごとに資料の形式も運用のルールも異なるため、今後はさまざまな企業の記帳を経験し、実務に慣れていく必要があると実感しました。

最後に

悔しさもあり、反省も多かった一日でしたが、朝の読書会での気づきと午後の実務の学びを通じて、自分自身と向き合う大切な時間になりました。
今後も、小さなことでも確実に積み重ね、成長につなげていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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