新入社員研修8日目:経理業務、2社目での学び

こんにちは。
今回は、新入社員研修8日目の様子をお届けします。
この日は、私にとって記帳代行業務としては2社目の担当となり、1社目とはまた違った環境と業務内容に挑戦させていただきました。

◆ 初めての壁に直面した2社目の業務

前回担当した1社目の業務では、資料の量や確認事項が比較的シンプルで、手順通りに進めれば進行できる内容でした。しかし今回の2社目では、提出された資料が多く、確認すべき項目も複雑で、一筋縄ではいかない業務内容でした。

マニュアルは整備されているものの、すべてがマニュアル通りというわけにはいかず、実際の取引内容に応じて自分で勘定科目を選んだり、判断を求められる場面もありました。初めての処理が多く、戸惑うことの連続でしたが、現場での判断力の必要性を強く実感しました。

◆ 会社ごとの違いに気づいた日

2社目の業務を経験して特に驚いたのは、**「会社によって資料の形式や確認事項がまったく異なる」**ということでした。同じ「記帳代行」という業務であっても、実務の中身は会社ごとに大きく違い、それぞれの業務に柔軟に対応する力が求められます。

この違いを把握し、正確かつ効率よく業務をこなすためには、業種や経営スタイルの理解、そして資料を読み解く力が必要であることを痛感しました。経理業務において「型通りに処理する」だけでは通用しないことを、身をもって学ぶことができました。

◆ 知識不足を実感。今後の課題も見えた

私は現在、簿記の勉強を進めている最中ですが、実際の業務ではその知識だけでは対応しきれない部分が多くあると感じました。たとえば、保険料や税金が差し引かれている取引の処理などは、理屈だけでなく、計算の正確さや法的な知識も必要です。

理論として学んでいた内容が、実務でどう活用されるかを知る機会となり、自分に足りない知識や理解の浅さを実感しました。今後は簿記の勉強と並行して、実務に直結するような知識にも意識的に取り組んでいきたいと思います。

◆ スピードと正確さの両立を目指して

今回の業務を通してもう一つ気づいたのが、「スピード感を持って業務を進める重要性」です。正確性は当然として、限られた時間の中でいかに効率的に業務をこなせるかという点にも、今後はより意識を向けていきたいと感じました。

特に、先輩方の処理スピードや画面操作を見ていると、自分との技術の差を痛感します。まだまだ練習と経験が必要だと感じると同時に、「自分も早くそのレベルに近づきたい」というモチベーションにもつながりました。

◆ 弥生会計ソフトの習得にも注力

今回も、業務では「弥生会計ソフト」を使用しました。仕訳辞書や伝票入力など、少しずつ操作には慣れてきましたが、まだ使いこなせているとは言えません。ソフトの機能を最大限に活かせるようになるためには、日々の積み重ねが重要だと感じています。

教えていただいた内容はその場でメモを取り、あとで自分なりに復習しています。マニュアルには載っていない“ちょっとしたコツ”も先輩方が教えてくださるので、それらを逃さず吸収していきたいです。

今回の研修は、ただ業務をこなすだけでなく、自分の中にあった“漠然とした不安”や“できているつもり”を改めて見つめ直す機会にもなりました。学ぶことはまだまだ山ほどありますが、一つひとつ丁寧に吸収し、少しずつでも自信につなげていきたいと思います。

次回の研修も頑張ります!引き続き、見守っていただけると嬉しいです。

※右の写真は実際に業務で使用するお客様からお預かりしたものになります。
こちらは扱う際、クリップを外してきれいな状態でお返しできるように心がけています。

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ

TEL:072-996-0050

(月 - 金 10:00 - 16:00)カスタマーサポート