新入社員研修60日目:ちょっぴり苦戦中の「未来会計」研修!

日々増える「成長」と「課題」

 

研修60日目となったこの日は、これまで繰り返し行ってきた業務が中心でした。
最初の頃は先輩に何度も質問してばかりでしたが、最近では「これ、一人でできそう!」と思える業務が少しずつ増えてきています。
質問の回数が減り、自分の力で業務を進められるようになってきたのは、ささやかですが大きな自信に繋がっています。

特にこの日は、いつもよりスピード感を持ってサクサクと業務を進めることができ、「おっ、今日の自分、調子いいかも?」なんて思ったりもしました(笑)。

しかし、そんな中で小さな落とし穴も…。
自分では「完璧に終わった!」と思っていた業務が、実はまだ完了していなかった、という出来事がありました。
慣れてきたからこその確認漏れですね…。
この経験を通じて、一つひとつの業務に対して「本当にこれで完了か?」と最後まで気を抜かずに確認する大切さを改めて痛感しました。
スピードも大切ですが、まずは丁寧さと正確さをしっかり身につけていきたいです!

 

会計のプロへの道!?難しくも面白い「未来会計コンサルタント」研修

 

さて、日々の業務と並行して、現在私は**「未来会計コンサルタント」**という全5回の外部研修を受講しています。
これが、正直に言うと…本当に難しいです!

この研修は、お客様の会社の数字を読み解き、未来の経営を一緒に考えていくための知識を学ぶもの。
周りの受講生にはすでにお客様対応の経験がある方も多く、まだお客様と直接お話しした経験のない私にとっては、最初は専門用語が飛び交う異次元の世界にいるような感覚でした。

毎回、研修の最後には「実践発表会」があり、これが良い意味でのプレッシャーになっています。なんとか食らいつこうと、勤務後や自宅で録画された研修(アーカイブ)を何度も見返しています。
繰り返し視聴することで、最初はチンプンカンプンだった内容も、「あっ、ここはこういうことか!」と少しずつ概要が掴めてきました。

 

簿記の知識が武器に!研修で気づいた大きな勘違い

 

そんな苦戦中の研修ですが、私にとって大きな助けとなっているのが、学生時代に取得した簿記2級の知識です。
研修で「収益構造」や「変動費・固定費」といった言葉が出てきたとき、簿記で学んだ内容がスッと頭に入ってきて、「あの時、頑張って勉強しておいて本当に良かった…!」と心から感じました。

特に印象的だったのが、**「損益分岐点」「損益分岐点比率」**の話です。

皆さんは、この2つの言葉の違いをご存知でしょうか?

恥ずかしながら、私はこの研修を受けるまで、これらがほとんど同じ意味だと思い込んでいました…。
しかし、実際には全く異なる意味を持つ指標だと知り、自分の知識不足に少し赤面すると同時に、このタイミングで学べたことに心から感謝しました。

  • 損益分岐点:利益がゼロになる売上高(赤字でも黒字でもない状態)
  • 損益分岐点比率:固定費が、粗利益額に対してどのくらいの割合かを示す指標

まだまだ知らないことばかりですが、こうして新しい知識が自分の中に積み重なっていく感覚は、とても刺激的です!

 

不安を乗り越えて、未来の自分への先行投資!

 

次回の研修で、いよいよ4回目。
正直なところ、お客様の業種に合わせた最適な利益率を考えたり、数字から逆算して損益分岐点を導き出したり…といった実践的な部分を自分がすぐにできるかと言われると、まだまだ不安でいっぱいです。
資料を見ても、慣れない言葉をパッと計算に繋げるのは、2、3回視聴しただけでは難しいのが現実です。

ですが、この研修は、将来お客様を担当させていただく上で、間違いなく自分の力になる貴重な経験だと感じています。
今の段階からお客様の未来を考える視点や、数字の裏側にある意味をイメージする訓練ができるのは、本当に恵まれた機会です。

今はまだ不安だらけですが、この経験を未来の自分への「先行投資」と捉え、一日でも早く資料を使いこなし、お客様のお役に立てるようになるため、これからも前向きに励んでいきたいと思います!

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