新入社員研修41日目:自走式組織Ⓡ外部研修

今回は、研修41日目に受講した外部研修についてお伝えします。

その名も**「自走式組織®」研修**

皆さんは「自走式」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
文字通り「自分で走る」、つまり「自ら考えて行動する」といった、主体的な姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

まさにその通りで、今回の研修は、社員一人ひとりが自発的に動き出すような会社作りについて、株式会社トゥルーチームコンサルティングの代表取締役である吉野創様から直接学ばせていただく、非常に貴重な機会でした。

今回は、社長と教育担当の先輩と一緒に参加したのですが、その内容と雰囲気は、これまでの研修とは一味も二味も違いました…!

 

緊張の連続!社長だらけの研修で学んだコミュニケーションの壁

 

会場に到着して、まず驚いたのが参加者の皆さんです。
主に経営者向けの研修ということもあり、周りを見渡せば様々な業界の社長様ばかり。
20代は私と先輩の2人だけという、ちょっぴりアウェーな状況でした。

研修冒頭には名刺交換の時間があったのですが、これが私にとって最初の試練でした。
これまでも、お客様との打ち合わせに同席した際に1名の方と名刺交換をした経験はありましたが、今回は約8名もの社長様と次々にご挨拶……。

「はじめまして!」と声をかけていただいても、次にかける言葉がなかなか出てこず、ぎこちない会話になってしまいました。
いただいた名刺を机のどの位置に、どのように並べておくのがマナーなのかも分からず、周りの方の様子をキョロキョロと伺うばかり。本当に緊張しかありませんでした。

しかし、そんな私の様子を見かねた講師の吉野様が、研修が始まる際に「彼女は入社3か月なので、皆さん色々教えてあげてくださいね」と、グループの皆さんに声をかけてくださったのです。
さらに、研修の合間には私に冗談を交えた質問を振ってくださるなど、緊張をほぐすための温かいコミュニケーションをとってくださいました。

このお心遣いのおかげで、後半のグループワークでは、前半とは比べ物にならないくらい落ち着いて、自分の意見を話すことができたように感じます。本当に感謝しかありません!

 

あなたの会議は「討論」?それとも「対話」?

 

今回の研修で、特に私の心に深く刺さった学びが2つあります。

1つ目は、「対話」と「討論」の違いについてです。 仕事を進める上で、他者との「対話」は欠かせませんよね。しかし、吉野様はこう問いかけました。

「その対話、実は『討論』になっていませんか?」

この2つには、明確な違いがあるそうです。

  • 討論:どちらが正しいかの闘い。勝ち負けが存在し、意見が食い違う相手は「敵」になってしまう。
  • 対話:お互いの考えを深く理解し、より良い答えを導き出す本質の探究。一人ではたどり着けない「気づき」を見つけ出すことができる。

このお話には、本当にハッとさせられました。
良かれと思って自分の意見を主張しているつもりが、知らず知らずのうちに相手を言い負かそうとする「討論」になってしまっていたことが、私にもあったかもしれない……と、自身のコミュニケーションを振り返る大きなきっかけになりました。

 

仕事への姿勢が変わる!「自立型」と「依存型」あなたはどっち?

 

そして2つ目の大きな気づきは、**仕事に対する「姿勢」**についてです。 吉野様は、人の仕事への姿勢を大きく2つに分けて説明してくださいました。

  • 自立型姿勢(自責の人:起きた問題を「自分の責任」と捉え、改善のために何ができるかを考える。
  • 依存型姿勢(他責の人):起きた問題を「他人や環境のせい」にして、自分は悪くないと考える。

驚いたことに、本当に「自立型」の姿勢を持てている人は、**100人いたらたったの5%**しかいないそうです。
そして、最も危険なのは、無意識のうちに「依存型」の姿勢になってしまっていること

正直、この話は私の胸に深く突き刺さりました。 これまでの業務を振り返ると、上司から指示された範囲の業務が終わると、そこで安心してしまっていた自分がいたのです。
「もっとこうすれば良くなるかもしれない」「この部分も確認しておくべきだ」といった、指示以外の部分にまで目を向ける意識が足りていませんでした。

後から「この部分も取り組んでほしかった」と指導された際に、「そこまでやるべきだったんだ…」と受け身で捉えてしまっていたこともありました。
今思えば、これも「自分はまだ新人だから分からなくて当然」という、無意識の「依存」や「甘え」があったのだと思います。

この気づきを得てからは、**「自分が気づける範囲、できる範囲は、責任をもって全部やり切ろう」**という意識に変わりました。
この変化は、私の中で本当に大きな一歩です。

 

まとめ:自走できる社員になるために

 

今回の研修では、他にも「自分理念を明確に持つ重要性」や「経営の基本」など、新人の私には少し難しいながらも、将来必ず役立つであろう知識をたくさん学ぶことができました。

何よりも、緊張感のある環境に身を置いたこと、そして「対話」と「自立型姿勢」という2つの大きな概念に出会えたことは、私の社会人人生にとって、かけがえのない財産になったと感じています。

まだまだ未熟者ですが、今回の学びを胸に、一日でも早く「自走できる社員」になれるよう、日々の業務に取り組んでいきたいと思います!

 

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