新入社員研修36日目:未来会計研修

新入社員研修が始まってから、あっという間に36日が経ちました。

毎日が新しい学びの連続ですが、今回は特に印象深かった「外部研修」についてレポートします!

今回参加したのは、**「未来会計コンサルタント」**に関する研修です。

名前からして、何やらすごそうな研修ですよね…!実は、入社してまだ約3ヶ月の私にとっては、正直なところかなりハードルの高い内容でした。

この記事では、研修で私が何を感じ、何を学んだのか、そしてこれからどう成長していきたいかをお伝えできればと思います。

正直、レベルが高すぎました…!未来会計コンサルタント研修とは?

 

まず、「未来会計コンサルタント」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?

研修で学んだのは、これからの会計事務所の役割についてです。

従来のように過去の数字を整理するだけでなく、お客様の会社の「未来」を共に考え、その成長をサポートしていく、まさにコンサルティングのような役割が求められている、ということでした。

研修では、お客様とどう向き合い、何に着目して対話を進めていくのか、具体的なスキルを学ぶ場でした。

しかし、まだお客様を担当した経験も、同席した回数も片手で数えるほどの私…。

周りには経験豊富な先輩方ばかりで、飛び交う専門用語や具体的な事例に、最初はついていくだけで精一杯。「当てられたらどうしよう…」と、終始ドキドキしっぱなしでした。

 

周りはベテランばかり!でも、だからこそ得られた大きな「視点」

 

圧倒されっぱなしだった私ですが、この環境だからこそ得られた大きな学びがありました。

それは、多様な「視点」に触れられたことです。

研修は参加者を巻き込みながら進んでいくスタイルで、経験豊富な方々の意見を間近で聞くことができました。

  • 「お客様の未来のために、こんな角度から質問をするのか!」
  • 「数字の報告だけでなく、そこからどんな未来像を描けるかを一緒に考えるんだ!」

など、一人で学んでいては決して得られなかったであろう、たくさんの発見がありました。

驚いたのは、経験豊富な方々でさえ「ついつい自分が主役で話してしまう」「数字の説明に終始しがち」といった悩みを抱えているということ。

「できている人が少ない」という事実に、少し安心したと同時に、このスキルを身につけることの重要性を改めて実感しました。

 

主役はあくまで「お客様」。私が学んだ質問型コンサルティングの極意

 

今回の研修で、特に心に刻まれたのが**「質問型コンサルティング」**という考え方です。

これは、私たちコンサルタントが答えを教えるのではなく、質問を通じてお客様の想いややる気を引き出し、お客様自身が考えて意思決定し、行動するのをお手伝いするというスタイルです。

  • 対話の黄金比は「お客様7割:自分3割」私たちが話すのではなく、お客様に話していただくことを意識する。
  • 「なぜ?」を深掘りする方法(How)をすぐに教えるのではなく、お客様が「なぜそうしたいのか(Why)」という本質的な想いを引き出すことが何よりも重要。
  • 私たちの役割はあくまでサポーターお客様という主役が、自ら未来を描き、行動するための選択肢を示したり、現状を客観的にお伝えしたりするのが私たちの役目。

研修では、コンサルタントの役割が4つのモデル(カウンセリング、ティーチング、コンサルティング、コーチング)で説明されました。

今の自分には、専門知識を教える「ティーチング」も、未来へ導く「コーチング」も、まだまだ足りないことだらけです。

正直、焦りも感じましたが、同時に「これから何を学ぶべきか」が明確になり、とても良い機会になりました。

 

研修は始まったばかり!視野が広がった今、見据える次のステップ

 

この研修は計5回行われます。

たった1回の研修で、これだけ視野が広がったことに自分でも驚いています。

研修を受ける前と後では、上司の商談に同席する際の意識が大きく変わりました。

  • (Before) ただ話を必死に聞いているだけだった。(全てに注目していた)
  • (After) 「上司は今、どんな質問でお客様の本音を引き出そうとしているんだろう?」
    「このお客様の傾向に対して、どんな選択肢を提示しているんだろう?」
    と、一つ一つのやり取りの意図を考えるようになりました

次の研修は約1ヶ月後です。
成果発表会もあるので、今回学んだことを日々の業務の中で意識し、自分なりにできることに前向きに取り組んでいきたいと思います。

まだまだ未熟な私ですが、お客様の未来を一緒に考えられる最高のパートナーになれるよう、これからも学び続けます!

次回の研修レポートも、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ

TEL:072-996-0050

(月 - 金 10:00 - 16:00)カスタマーサポート