新入社員研修もいよいよ終盤に差し掛かり、29日目を迎えました。
日々の業務一つひとつが新鮮な学びに満ちていますが、本日は特にお客様対応の同席で得られた成長と気づきについてお伝えします。
目次
お客様対応同席で実感する「慣れ」と「新たな気づき」
研修が始まった当初は、お客様対応に同席するだけでも精一杯でした。先輩の後ろで議事録を取る手に汗を握り、場の雰囲気に圧倒されていたのを昨日のことのように思い出します。
しかし、同席の回数を重ねるうちに、不思議と緊張は和らいでいきました。今では、場の雰囲気や話の流れを落ち着いて感じ取れるようになり、ただ「いる」だけではなく、その場に「いる意味」を考えられるようになってきたと感じます。
お客様の表情や声のトーンから、「この提案にご納得いただけているな」「ここは少し懸念点がありそうだな」といった、言葉にならないサインを読み取ろうと意識する余裕も生まれてきました。
この「慣れ」こそが、次なる学びへの第一歩なのだと実感しています。
「聞くだけ」から「参加する」へ!お客様との距離が縮まった瞬間
今回同席させていただいたのは、入社してから3〜4回目になるお客様です。最初はご挨拶をするのがやっとでしたが、回を重ねるごとにお客様の方から少しずつ話題を振ってくださるようになりました。
「そういえば、〇〇さん、この前のあの件、面白かったね!」
以前お話しした内容を覚えていてくださり、会話に加えていただけた瞬間は、本当に嬉しかったです。自分もその時の会話を思い出し、関連する話題で応答できた時、ただの同席者から、少しだけチームの一員として認めていただけたような手応えを感じました。
上司がお客様と築き上げてきた信頼関係を間近で体感し、自分もその輪の中に少しずつ入れているという実感は、大きな自信につながっています。
会話のすべてが学びの宝庫!経理担当としての視点
お客様との会話は、何気ない雑談の中にも学びのヒントが溢れています。特に、私は経理業務にも携わらせていただいているため、お客様との会話の一つひとつが、今後の自分の業務に直結する貴重な情報源となります。
- 今後の取引量に関する見通し
- 新しいプロジェクトや事業の話題
- 請求や支払いに関するちょっとしたご要望
こうした会話の内容は、経理処理をスムーズに進めるための重要な鍵となります。そのため、たとえ短い会話であっても、「これは後々の業務に関わるかもしれない」というアンテナを常に張り、メモを取ることを徹底しています。
以前は意識していなかった部分に自然と目が向くようになり、お客様対応という経験が、自分の業務に多角的な視点を与えてくれていることを日々感じています。
感謝と決意を胸に。未来のために今できること
入社してまだ日も浅い私に、これほど早い段階からお客様対応という貴重な経験をさせていただける環境に、心から感謝しています。
失敗を恐れずに挑戦させてくださる上司や先輩方、そして新人の私を温かく受け入れてくださるお客様のおかげで、毎日多くのことを吸収できています。
もちろん、今の私には、分かりやすく説明する力も、説得力のある資料を作るスキルも、業界の人脈も、まだまだ足りないものばかりです。
しかし、「お客様のために何ができるか」を考え、学び、行動する意識は、今の私にも持つことができます。
これからは、お客様対応に求められる以下のスキルを特に意識して、日々の学習に取り組んでいきたいです。
- お客様の課題を的確に引き出す「質問力」
- 専門的な内容をかみ砕いて伝える「説明力」
- 信頼関係を深める「コミュニケーション能力」
今日の学びを明日からの行動につなげ、一日も早く戦力となれるよう、これからも前向きに取り組んでまいります。 今後とも、温かく見守っていただけますと幸いです。
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