新入社員研修23日目:試験前日でも全力!ファイリングと給与処理

今回は、新入社員研修23日目の様子をお届けします。
この日は通常の業務に加えて、なんと日商簿記試験の前日!
気持ちは試験モードに入りつつも、目の前の仕事をきちんとこなすために、一つひとつの業務に集中して取り組みました。

ごちゃごちゃの机と格闘!ファイリング作業で資料の整理整頓

この日、新たに経験した業務の一つが「ファイリング作成」でした。
日々増えていく資料をわかりやすくまとめ、今後の業務でスムーズに使えるようにするための大切な作業です。

買掛金、売掛金、預金などの項目ごとに分類しながら、さらにその中で取引先別に細かく分けていく必要がありました。
「この取引先は独立したインデックスを作るべき?」「この書類はどの項目に入れるのが適切?」
…と、判断を要することが多く、常に頭をフル回転させながらの作業でした。

机の上は一時的に資料でいっぱいになり、まるで資料の海に溺れているような状態でしたが(笑)、
最終的には丁寧に整えられたファイルに仕上がりました。
「これからも長期間使用する資料になる」と意識することで、より丁寧な作業を心がけることができたと思います。

給与業務は情報の整理と理解がカギ

もう一つ取り組んだのが、給与に関する業務です。
とはいえ、こちらはまだまだ慣れないことばかり。
その企業に在籍している従業員の人数、処理が必要な人、使用ツール(MFか弥生か)など、覚えるべき情報が多く、混乱しがちです。

特に混乱するのが、支払先によって異なる所得税や住民税の取り扱いです。
支払時期や処理方法も会社ごとに違うため、「この会社ではこう処理するけど、あちらの会社では違うやり方になる」といった具合に、一筋縄ではいきません。

でも、そんなときこそノートとメモの出番です。
少しずつ、確実に覚えていけるように、地道に記録を取りながら理解を深めています。
「完璧にはまだ遠いけれど、確実に昨日より前進している」——そんな実感を得られることが今のモチベーションです。

試験前日!学習と業務の両立に挑んだ一日

この日は、実は日商簿記試験の前日でした。
頭のどこかには常に「明日が本番」という緊張がありましたが、業務中は切り替えて、やるべきことにしっかり集中しました。

昼休みも無駄にせず、自席でテキストを開いて復習。
少しの空き時間も学習にあて、まさに「分単位」で動いていた感覚です。

というのも、約1か月前に受けた同じ試験で、実はあと1問という悔しい結果で不合格になっていたのです。
「絶対に次は合格したい!」という気持ちが強く、仕事が終わった後も学習に励んでいました。
気がつけばこの一ヶ月、一日も欠かさず勉強を続けていた自分がいて、振り返るとそれが何よりの自信にもつながっていました

努力は実る!合格と周囲の存在が背中を押す

そして迎えた試験当日。
緊張しながらも、これまでの努力を信じて答案に向かいました。
結果は…なんと、9割の得点で無事合格!
思わずホッと胸をなでおろしました。

職場には、資格取得に向けて日々勉強している先輩方も多くいます。
その姿に刺激を受け、「自分も頑張らなくちゃ」と思える環境があるのは、とてもありがたいことです。

特に、学習時間を記録する制度があることで、誰がどれくらい頑張っているかが可視化され、お互いに刺激し合える関係ができています。
「周りが努力しているから自分ももっとやろう」と思える——そんな前向きな気持ちを日々感じています。

7月からは、次のステップとして税理士試験の勉強を本格的にスタートします。
また新たな挑戦が始まりますが、この学びの習慣を大切に、一歩ずつ成長していきたいと思います。
応援していただけたら嬉しいです!

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