新入社員研修28日目:一歩ずつ自分で考えて動く力を育む

こんにちは!
今回は新入社員研修28日目の記録をお届けします。
この日は、前回から引き続き担当している比較的大きな企業様の業務を進めていました。
資料のやり取りやお客様とのやりとりを通じて、今まで以上に「自分の判断力」や「確認の大切さ」、さらには「信頼される対応とは何か」という視点を強く意識する1日となりました。

主体的な対応が求められる環境で、確認力と連携力を鍛える

前回に引き続き、お客様から少しずつ不足していた資料が届いているので、今回もその確認・処理を進めていきました。
これまでは指示を受けて動くことが多かったのですが、今回は届いた資料の中身を自分で確認し、懸念点があればすぐに上司へ相談する、という自走力が求められました。

特に今回の企業は複数の店舗を運営しているため、資料のミスが1店舗にとどまらず、他の店舗の経理業務にも影響する可能性があります。
それだけに、額面の確認や資料の分類・取扱いには今まで以上に慎重さと責任感が必要です。

また、上司との連携もこれまで以上に密になってきました。
単に報告するだけではなく、「どの部分が不明なのか」「何をどう判断したのか」を具体的に伝えることが求められます。
そのためには、曖昧な言い回しを避け、正確な数字や事実を用いてコミュニケーションを行うことが重要になってきます。

これは以前受講した「数字を使ったコミュニケーション研修」で学んだことが今まさに活きていると実感しています。
数字を交えることで、相手と自分の間に生じる“認識のズレ”を最小限に抑えられるため、スムーズにやりとりが進みやすくなると感じます。
「数字の力」は信頼構築の鍵になる、ということを改めて感じました。

初めての資料整理で見えた“業務の全体像”

これまで私が扱ってきた資料は、基本的に上司がすでに整理を終えた状態のものがほとんどでした。
それをもとに入力作業などを行っていたのですが、今回は「資料整理の初期段階」から業務に関わらせていただきました。

実際に届く資料は、想像以上に多種多様で、ひとつの封筒の中に納品書・領収書・請求書・売掛金や買掛金に関する書類など、異なる種類のものが混在していることがほとんどです。
そのため、最初の段階でしっかりと仕分けしておかないと、後工程で二度手間やミスが発生する可能性が高まります。

最初はどれがどの書類なのか判別するのに時間がかかってしまいましたが、少しずつ特徴をつかめるようになり、パターンを覚えていくことでスピードと精度が上がってきました。
この初期整理を行うことで、「ひとつの企業をまとめあげるまでに、これだけの段階があるのか」と、業務の流れを俯瞰的に見る視点も持てるようになった気がします。

コミュニケーション・確認・責任感。すべてが信頼構築につながる

今回の研修では、業務そのものに加え、職場での信頼関係の築き方についても多くを学びました。
特に、上司との信頼関係を築くには日々の小さな報連相(報告・連絡・相談)の積み重ねが大切だと実感しています。

こちらが「確認せずに進めてしまった」ことが原因でミスを起こすと、たとえ小さなことでも信頼を損ねる可能性があります。
反対に、「不明点は必ず確認する」という姿勢を見せることが、安心して任せてもらえる材料にもなるのだと思います。

加えて、「自分なりに調べてから相談する」「仮説を持って話す」など、ただ聞くのではなく、考えたうえでの相談を意識するようになりました。
このようなスタンスを持つことが、次第に業務の幅を広げることにもつながっていると感じています。

以上が、研修28日目の振り返りです。
自分で考え、動き、確認する力が身についてきたことに対して、自分なりに小さな成長を日々、実感しています。
これからも一つひとつの業務に真摯に取り組みながら、信頼されるビジネスパーソンを目指していきます。

 

 

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