こんにちは。今回は、新入社員研修19日目について綴っていきます。
日々の業務の中で、任される仕事の幅が少しずつ広がってきた一方で、自分の未熟さを痛感することも多くなってきました。今日はそんな「手応え」と「課題」をどちらも感じた一日でした。
少しずつ任される「記帳代行業務」:自分の成長と向き合う日々
最近では、記帳代行の仕事を本格的に任されることが増えてきました。最初の頃は、指示された作業をこなすことで精一杯だったのですが、徐々に「この仕訳はなぜこうなるのか」「前回と何が違うのか」と、考えながら処理する姿勢が求められるようになっています。
ただ、その分、修正点も多く指摘されており、自分の理解がまだまだ浅いということを痛感する毎日です。特に、企業ごとに使用している会計ソフトや入力方法の癖が異なるため、それを都度覚えるのが大変で、頭がいっぱいになることもしばしば。
私は、昼休みや帰宅後の時間を使って、その日学んだことをノートにまとめるようにしています。これまでの経験から、記録を残すことが後々の自分の助けになると感じているからです。
ただ、情報が増えてくるにつれて、企業ごとの違いがごちゃごちゃになったり、似ている処理を混同してしまったりと、新たな課題にも直面しています。
支えになる上司の存在:温かくも厳しい指導に感謝
そんな中で本当にありがたいと感じているのは、上司の方々が常に私のことを気にかけ、根気強く指導してくださることです。
ミスをしても「何が原因だったのか」「どうすれば次は防げるか」を一緒に考えてくれるため、毎回の指摘が自分の成長につながっています。
先日も、それを意識しながら業務に取り組むようになりました。毎回の業務が“トライ&エラー”の繰り返しですが、前回できなかったことが今回はスムーズにできると、それだけで嬉しくなります。
とはいえ、まだまだ細かいミスが多く、自分の甘さや注意力の不足を痛感する場面も多いです。記帳という「数字を扱う業務」に携わっているからこそ、小さなミスが大きな問題につながりかねないという危機感を強く持つようになりました。確認事項も多く、初めは意識できなかったポイントにも目を向けるよう心がけています。
ただ、焦っても良い結果は出ません。今の自分はまだ「新人」であることを忘れず、一歩一歩確実にスキルを身につけていくことが何より大切だと、改めて実感しました。正確性を第一に、これからも粘り強く業務に向き合っていこうと思います。
午後のお客様対応同席:わずかながらの成長を実感
午後は、先輩社員に同行してお客様対応に同席させていただきました。この業務も数回目となり、最初に比べて緊張感は和らいできたものの、やはり話の内容を完全に理解するにはまだまだ勉強が必要だと感じます。
それでも今回は、税金や会計に関する話題の一部に対して、「なんとなく聞いたことがある」「研修で学んだ内容に近いかも」と思える瞬間が何度かありました。日々の簿記の勉強や会計業務に関する基礎知識が、少しずつ自分の中に積み重なってきている証拠だと嬉しくなりました。
また、お客様がどのような意図で質問をされているのか、どういう情報を求めているのかを少しずつ考えられるようになってきた気がします。中には、長年付き合いのあるお客様でも、意外と基本的な部分を質問されることもあるようで、「基礎こそが大事」という言葉の意味が、少しずつ実感として理解できるようになってきました。
一日一日が学びの連続:自分の姿勢を大切に
こうして日々さまざまな業務に触れながら、自分の中に「会計事務所で働くとはどういうことか」「社会人としての基本姿勢とは何か」が少しずつ染み込んでいくのを感じています。
特に、お客様対応の同席を通して学べることは本当に多く、先輩社員の話し方や気配りの仕方、説明の流れなど、自分の理想像を描くためのヒントが詰まっています。業界やお客様のタイプによって求められる対応も異なるため、そのたびに新たな学びや気づきがあり、「明日も頑張ろう」と自然と思えるのです。
まだまだ未熟で、覚えることも多く、失敗もありますが、一つひとつの経験を大切に積み重ねていくこと。それが、今の自分にできる最善の努力なのだと思います。
明日もまた、新たな気づきと小さな成長を楽しみに、前向きに取り組んでいきたいと思います。
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